かつての競馬のイメージというと、競馬場や場外馬券売り場に出掛けて行き、そこで売り場のオバチャンに向かって競馬新聞片手に購入したい連番を伝えて馬券を受け取る…こんな感じでした。筆者も子供の頃によく父親に連れられて場外馬券売り場に行ったのをよく覚えています。現在インターネットなどが発達した現在、競馬も大きく変化を遂げてきました。
あの頃の馬券売り場は今のようにきれいな空間ではなく、タバコの煙と酒の臭いが充満している空間だったのが印象的でした。そんなかつての競馬場や馬券売り場を知っている人が見ると、現在の競馬場や馬券売り場は見違えるような空間となっています。きれいに清掃された建物の中には大きなスクリーンがあってそこでレースを観戦出来ますし、さびしくもあるのですが前はズラッと並んでいた馬券売り場のオバチャンがいません。
現在ではこのような場外馬券売り場に行かずに馬券を購入する人が多くなっています。それはPATと呼ばれる購入用端末やインターネットからの購入が可能になったからです。今では全てマークシートに記入して自動的に発券されるようになっているので、はるかにスピードも速くなりましたし静かになりました。あれだけたくさんいたオバチャンは全員解雇されてしまったのかと妙な心配をしてしまいますが、馬券売り場がきれいになったのは間違いありません。
パソコンとネット銀行をうまく組み合わせると、パソコンを使ってインターネット経由で馬券を購入し、的中した場合は即座にネット銀行に当選金が振り込まれるという仕組みになっているので、これなら馬券売り場に行く必要が全くありません。また、グリーンチャンネルのように各地で開催されている競馬の様子を中継しているケーブルテレビ局もありますので、いちいち競馬場に行かなくても自宅でじっくりレースを観戦することが出来ます。
昔のスタイルを懐かしむオールドファンや、マークシートをうまく記入できない、パソコンを使った馬券の購入方法がよく分からないという年配のファンも大勢おられます。そんな方々のために、競馬場や場外馬券売り場にはちゃんと往年のオバチャンが受け付けてくれる窓口もあります。長らく続いていた競馬のスタイルがここ数年で大きく変わったこといはかわりありません。今後もさらに進化があるかもしれません。